チュン太郎一家の平穏 その2
今日も暑くて…扇風機の前から身動きがとれません…エアコンが羨ましいです…朝8時位から11時位までが生命線ともいえる睡眠時間なのですが、暑くて眠れませんっっ💢 北海道での7月の猛暑日は大正13年以来97年振り…とのことです…北海道でそれ程暑いのならば、本州もさらに厳しい暑さだったろうと思うのです…関東大震災の翌年なのに…家の再建もままならない中で…キツすぎる…大正13年。この年、私の中では風柱と水柱は誕生日が来たら29歳です😆 音柱は31歳!
ところで…チュン太郎一家に迫り来る危機について…です…
ザックリ言うと…蛇です🐍、アオダイショウです😨
あの日、11時頃に階下に降りてくると、マシンガンのように鳴き続ける雀さんの声が耳をつんざきました!何、何、と家族に聞くと、どうもかなり前からギャン鳴きしている模様。レンギョウの枝葉に隠れ姿は見えないのですが、その声は恐怖と焦燥で正に張り裂けんばかり😨 何、何、と声が向かう先に目を凝らしても、そこにあるのは隣家の風呂場の四角い窓だけ。特に異常があるようにも…あるようにも…?…??………二重の窓枠と窓枠の間に何か違和感が…??…雀マシンガンに耳をキリキリさせながらジーッと見つめていると…何かがヒュッと窓枠の上にある換気扇に向かって伸びていくではありませんか!何かはわからないけれど、あれはヤバい! と咄嗟に駆け出し玄関へ。その一歩を踏み込んだ瞬間、思い浮かんだのです…あれは🐍だ😨と… 道の端っこをシュルシュル草むらに逃げていく尻尾くらいしか見たことがなかった🐍。……っっ!! 雀さんの巣には、今は雛がいるっっ!! あの子たちを狙って来たんだっっ💢 壁に立て掛けてあった鍬を手に、自宅の腰丈の塀に左手を掛けて必死に右腕を伸ばします。隣家との間には石油タンク等もあって結構離れている為、必死に腕を伸ばした鍬の先が、ようやく窓枠に届くくらい…もう懸命も懸命、必死も必死です! 石油タンクの上まで近付いてきた雀さんも、この世の終わりのような叫びで声援を送ってくれています(のような気がします)! 🐍の鎌首に鍬の先が…と、届いたーっっ!! 嫌がる🐍に無理矢理、鍬の先を近付けますがヒョイヒョイ逃げる…カチーンと来たので、今度は窓枠と窓枠の間に体を嵌め込むようにしていた🐍の胴体に鍬の先を持っていって、その隙間に捻じ込もうとすると…🐍、大慌てです。アワアワと向こうから鍬の先に絡み付いて来ました! 鍬も重い、🐍も重い、それを伸ばした右手で柄を握り(極力体から離して持ちたい)プルプルさせながら庭を抜けて通りの向こうへ…と思ったら、途中で🐍をボトリと落としてしまいました…🐍は(くっそ、面倒臭い奴…)的な一瞥をくれて草むらの向こうに消えていきました…
「1m以上あったな」と後方から家族の声。振り返ると隣家の皆さんも窓からこちらを見ています。…誰か、助けろよ…💢と心の中で毒づく私でした…
その日、雀さんの声がピタリとやみ、巣の中もシーンとしていて…鳴き疲れて死んでしまったのでは?と不安になりました…
が、翌朝、チュン太郎一家5羽が石油タンクの上に勢揃いして、我が家の方を見て暫く愛らしい声で囀ってくれました。きれいに横並びをして、まるで御礼を言ってくれているようで、あぁ情けは人のためならずってこういう事なんだなぁと幸せな気持ちになりました😂
チュン太郎一家は、今日も平穏に暮らしております。暑くて辛そうですが、朝は4時頃から餌探しに精を出しています。生きるために大変なのは🐍も一緒ですが、ごめんなさい、チュン太郎一家の平和は俺が守るゥ!
鬼滅の刃のイラストや二次小説等をポソポソ載せております。心だけはパンパンに籠もっております。覗いて頂けるとギィヤァァァッと汚い高音で喜びます🎵
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